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1.8.1 二分法の特徴

(i)
$ f$ が微分可能でなくとも連続でありさえすれば適用できる。
(ii)
$ f$ $ 1$ 変数実数値関数でない場合は適用が難しい (特に実数値であることはほとんど必要であると言ってよい)。
(iii)
$ f(\alpha)$ $ f(\beta)$ の符号が異なる $ \alpha$ $ \beta$ が 見つかっていれば、確実に近似解が求まる。
(iv)
収束は遅い。 $ 1$ 回の反復で $ 2$ 進法にして $ 1$ 桁ずつ精度が改善されていく程度である。
(例えば 10進1000桁 (2進3000桁以上) 求める場合を考えてみよう。)


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桂田 祐史
2012-05-30