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2 Mathematica 体験 (前回の続き)

今日の話は、 8節「Mathematicaのグラフィックス機能」, 6節「基本的なプログラミング機能、特に制御構造」, 7節「簡単なユーザー関数の定義の仕方と応用例」です。


グラフィックスの保存についての注意     特に3次元グラフィックスを、 Mathematica Version 7 で PostScript 形式でファイルに出力する場合、 生成されるファイルのサイズが巨大になってしまって、 TEX で処理できなくなったり、 Oh-o! Meiji の容量制限オーバーになる場合があります。 あまりすっきりとした解決策ではありませんが、 イメージ・ファイルで出力して、それを取り込むことを勧めます。

例えば JPEG 形式で出力 (Export["kadai9.jpg", g] のようにします) してから、コマンドプロンプトで
Z:¥.windows2000¥syori2>jpeg2ps kadai9.jpg > kadai9.eps
として PostScript 形式のファイル ``kadai9.eps'' に変換して、 TEX にはこれを取り込みます。


あるいは PNG 形式で出力して (Export["kadai9.png", g])、 適当な方法で kadai9.bb のようなファイルを生成し (コマンドプロンプトで ebb kadai9.png とする? 情報処理教室の Window 環境に ebb コマンドがあるかどうか未確認)
\usepackage[dvipdfm]{graphicx}% これまでは dvips オプションを指定していた。
...
\includegraphics[width=10cm]{kadai9.png}
のように取り込む、というやり方も出来るかもしれません (dviout では表示できないので、 PDF を作って Adobe Acrobat で表示して確認することになります)。


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Masashi Katsurada
平成23年7月20日