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8.1 ソースプログラム等テキストファイルの取り込み

短いものは
verbatim 環境の利用

\begin{verbatim}
#include <stdio.h>
int main()
{
    printf("Hello, world\n");
    return 0;
}
\end{verbatim}
のように、.tex ファイルの中の、 verbatim ( ``verbatim'' は「言葉通りに」、「逐語的に」という意味) 環境の中に 入れてしまえばよいですが、 長いものや頻繁に変更を加えるものを扱うは面倒です。 verbatimfiles パッケージを組み込むと有効になる \verbatimfile コマンドや \verbatimlisting コマンド (行番号つき) を使うとよいでしょう。
hello.c を取り込む
\documentclass[12pt,leqno]{jarticle}
\usepackage{verbatimfiles}% パッケージを組み込む (複数形のsがついている)

\begin{document}
...
\verbatimfile{hello.c}% hello.c は別途用意してあるとして
...
\end{document}

verbatimfiles.sty というファイルが必要ですが、 例えば http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/labo/tex/style/verbatimfiles.styから入手して、.tex ファイルと同じディレクトリィに置いて下さい -- [ファイル] メニューから [名前をつけて保存] で ``syori2'' フォルダーに保存しますが、 Internet Explorer を使っている場合は、 [テキストファイル (*.txt)] 形式を選択して下さい。 そうするとファイル名が verbatimfile_sty.txt のようになりますが (余計なお世話!)、 保存が済んでから、verbatimfiles.sty という名前に変更して下さい。


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Masashi Katsurada
平成23年6月8日