式に含まれる変数に一時的に値を代入して式の値を求めたい場合は、 置換演算子 /. (スラッシュ・ドットと読む) を用いて、
具体的には、例えば
一時的な代入 (1) | ||||||||||
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一時的な代入 (2) | ||||||
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方程式の解を代入してチェックする | ||||||||||||
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(なお、 は を意味します。 これを確かめたければ、 上のコマンド例にあるように、 ComplexExpand[(-1)^(1/3)] とすると良いでしょう。 なお、 Solve[] の結果 (置き換え規則) をいきなり ComplexExpand[] してもダメで、 上のように xv に代入して、 式にしてから ComplexExpand[] を施す必要があるらしい。 ここらへんは Mathematica のバージョンにもよるようです)
一方、 の解を x1, x2 とおくには、
sol=Solve[x^2-3x+2==0,x] {x1,x2}=x /. sol |
そうそう、3 次方程式の根 (結果はかなり複雑) のチェックをしてみましょう。
3次方程式を解いて、解であるか確かめる |
f[x_]:=x^3+2x^2+3x+4 sol=Solve[f[x]==0,x] f[x] /. sol → すごいことになるが Simplify[%] → 納得するはず ComplexExpand[x /. sol] Remove[x,f,sol] |
解けたらしいけれど、簡単な答を教えてくれない…どうしてでしょう??