画像ファイルには色々なフォーマットがありますが、 LATEX に取り込むには、カプセル化 PostScript 形式 (Encapsulated PostScript, 長いので EPS 形式と呼ぶことにします, 通常は ``.eps'' という拡張子をつけます) に変換してから、 \includegraphics 命令で取り込むのが簡単で 問題が生じにくいです。
十進 BASIC のグラフィックスの場合、 「名前をつけて保存(A)」から JPEG 形式で (ファイル名拡張子は ``.JPG'') 保 存しておき、jpeg2ps コマンドで EPS 形式に変換するのが便利です。 今回は Windows XP の GUI で使える wjpeg2ps を紹介します。 使い方は簡単で、JPEG ファイルをウィンドウにドラッグして、 ボタンを押すだけで EPS 形式のファイルが出来ます。
仕組みについて、 もう少し詳しい説明が読みたければ、 「イメージデータの TEX への取り込み -- jpeg2ps のすすめ」 を見てください。
kamehoshi2.eps を取り込む |
\documentclass[12pt,leqno]{jarticle} \usepackage[dviout]{graphicx}% graphicxパッケージが必要 \begin{document} \begin{center} \includegraphics[width=5cm]{kamehoshi2.eps}% データは各自用意してください。 \end{center} \end{document} |
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カラーで表示・印刷するには、 dviout で Option → Setup Parameters → Graphic で、 GIF の取り扱いの設定で を選択します。 dviout 起動時に としても良いです。 本当は、 情報処理教室のデフォールトの設定にしておくべきだったかも知れません (すみません、今年度はもう直せません)。