行列や (縦) ベクトルでは、式 (成分) を「きれいに並べる」必要がある。 このためには、array 環境や matrix 環境を用いる (縦ベクトルは、列の個数が である行列とみなす)。 また括弧 , は \left と \right を使って拡大する。
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\[ \left( \begin{array}{cc} a & b \\ c & d \end{array} \right) \left( \begin{array}{c} x \\ y \end{array} \right) \] |
\usepackage{amsmath} ... \left( \begin{matrix} a & b \\ c & d \end{matrix} \right) \left( \begin{matrix} x \\ y \end{matrix} \right) \] |
matrix 環境の方が使い方は簡単だが、 array 環境は左寄せ (l)、中央揃え (c)、右寄せ (r) など細かい制御ができる。
なお
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\[ |x|= \left\{ \begin{array}{rl} x & \mbox{($x\ge 0$ のとき)}\\ -x & \mbox{($x<0$ のとき)} \end{array} \right. % 右側は括弧なし \] |