今度は、こちら (桂田) が反省すべき点です。
実はほとんどすべてのプログラミング言語には、 出力の書式 (英語で format と言った方がピンと来る?) の指定 (書式付きの出力) ができるようになっています。 十進 BASIC も例外ではなく、 PRINT USING 文があります (十進BASIC のオンライン・ヘルプを見てもよいですが、 付録 A にも引用しておきます)。
REM sample-print-using.bas --- PRINT USING の例 OPTION ARITHMETIC DECIMAL_HIGH PRINT USING "PI=#.#####": PI PRINT USING "PI=#.##########": PI REM 100回 # を打つのは大変なのでちょっと工夫 FMT$="PI=#."&REPEAT$("#", 100) PRINT USING FMT$: PI END |
実行結果 |
PI=3.14159 PI=3.1415926536 PI=3.14159265358979323846264338327950288419716939937510…中略…3421170680 |
この PRINT USING 文を使えば、 課題 4A の実行結果を出力する部分は楽だったでしょうか。
実は前回の例題プログラム piarctan.bas でも、 PRINT USING を使っていました。
print using "πとの差=-%.###^^^^^^";4*s-pi |