コンピューター・ウイルスへの用心。
「怪しいものは開かなければよい」とは言うが…
MIND (要するに明治大学のネットワーク) では、2003年3月20日から、
「ウィルスチェック」サービスを始めているので、
メイルの安全性は高くなったが、以下は一般論。
ウイルスはプログラムであるので、
プログラムでないことがはっきりしている純粋のデータは心配する必要がない。
しかし、
最近の Windows 環境では両者の区別が難しくなりつつある
(例えば、ワープロや表計算ソフトのデータに「マクロ」として
プログラムが紛れ込んでいる)。
添付ファイルを受け取ったら深呼吸して以下のことを考える。
- 信用できる相手か?
- 信用できる相手からのようであっても、本当に本人が書いたものか?
(多くのウイルスは個人の住所録を見てウイルス入りのメイルをばらまく。
ウイルスが書いたメッセージではないと確信できるか?)
- 添付されたファイルについて詳しい説明があるか?
(相手が作ったものではない場合、出所は確かか?一見有用なものも結構ある
ので難しい。ある種の冗談の場合、ネタばらしをするようで抵抗があったりする…)
逆の立場、送る側に立った場合は、
本当にそのファイルを添付して送る必要があるか考え、
送る場合は内容について良く説明する必要がある。
しかし以上言ったことを実行するのは案外難しいことも多い。
以下は個人的な見解 (賛同する人も多いが大勢の意見というわけではない)。
- 機能重視でウイルスに対する防御が甘いメイラーがある。
ウイルスを作る人間が悪いのはもちろんだが、その種の危険なメイラーの
利用は控えるべきであろう。
- HTML メイルの機能を持っているメイラーはその機能を OFF にして使用する。