next up previous
: 音声の電子化 : 画像の電子化 : 画像の電子化

例.

WWW ページでも良く使われている GIF 画像は、 UNISYS という企業が特許を持っている圧縮法 (LZW) を利用することが多い。 UNISYS と契約した会社の作成したソフトで GIF 画像を作成する場合は問題ないが、 そうでない場合は特許料を支払う必要がある。 (大した問題ではないと思われるかもしれないが、 例えばフリーソフトは閉め出されることになる。 今のところ、 データを再生するプレーヤー (画像の場合はビューアー?) の開発を 制限しているケースはないようだが5、 万一プレーヤーも制限されるようになると、 「作成したデータは本当に作成者のものなのか?」 心配になってくる (筆者の杞憂であれば良いのだが)。)


\begin{itembox}[l]{X や OpenWindows が動いている場合に試せる実験}
\footnotesize\...
...{\tt rm image.xwd}
& ← ディスクの無駄使いなので削除
\end{tabular}\end{itembox}

(情報科学センターは pnmtopng を用意していない。 前回のように source ~re00018/syori2c として から試してみよう。 あるいは GIF 形式に変換する ppmtogif を試してみよう。)

これは動画では特に顕著である。テレビなどでは、1 秒間に約 30 の画像を次々 に映すことで動画を表現している。

ワークステーションの画像をテレビのように 1 秒間に約 30 回描き換えると して、1 時間にどれだけの量のデータが必要となるか?



Masashi Katsurada 平成13年6月21日