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: 蛇足 : 日本語文書における検索 : Namazu の紹介

脱線: KAKASI と ChaSen

Namazu が上の二つの問題をクリアしている仕組みを簡単に説明する。

KAKASI (http://kakasi.namazu.org/ ) は元々、 普通の日本語の文書 (仮名と漢字が混在している) を入力として受取り、 それを仮名、またはローマ字の文書に変換するためのソフトウェアであるが、 内部で文章を形態素に分解する (ことに相当する) 操作をしていることに注目され、 「分かち書き」をするように拡張され、それが Namazu でも利用されるようになった。
\begin{itembox}[l]{これは試せます}\footnotesize\begin{tabular}{ll}
{\tt waltz21\...
....ぅ詭\vert kakasi -w} &
← 分かち書き (結果省略)
\end{tabular}\end{itembox}

( ~re00018/syori2/bin/romaji, ~re00018/syori2/bin/hiragana はシェルスクリプトである。 cat 等で中身を見ると、 kakasi を呼び出していることが分かる。)

最近では茶筌 ( http://cactus.aist-nara.ac.jp/lab/nlt/chasen.html) という「日本語形態素解析器」を使うこともある (例えば情報科学センターにインストールされている Namazu は、 デフォールトでは kakasi ではなく ChaSen を用いているらしい)。





Masashi Katsurada 平成13年6月18日