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Label

set label コマンドを使うことによって任意の見出しをグラフ中に表示す ることが出来ます。plot コマンド使用時には z 座標は無視されます。 splot においてこれが指定されていないときは 0 であると仮定されます。

書式 :

         set label {<タグ>} {"<見出し文字列>"} {at <x>,<y>{,<z>}}
                           {<そろえ位置>}
         set nolabel {<タグ>}
         show label

文字列を省略した場合は '''' であるとされます。位置を省略した場合は 0, 0, 0 であるとします。<x>, <y>, <z> は全て、グラフと同じ座標系で指定し ます。<タグ> は見出しを識別するための整数値です。<タグ> を指定しなかっ た場合未使用のもので最も小さい値のものが自動的に使われます。<タグ> は 特定の見出しを削除したり変更したりするのに使用できます。変更したい見 出しのタグ番号を使って、set label コマンドを使用し、変更したい項目 のみ指定してください。

既定では、指定した x, y, z の点に文字列の左端が来るように配置されます。 これを変更する場合、<そろえ位置> を指定してください。<そろえ位値> と しては、left, right, center のいずれかが指定できます。これらは それぞれ、指定した点に文字列の左、右、中央が来るように指定します。描 画領域からはみ出すような指定も有効ですが、座標軸の見出しなどと重なる 場合があります。

例 :

(1,2) の位置に ``y=x'' と書く場合 :

         set label "y=x" at 1,2
``y=x^2'' をその右端が (2,3,4) に来て、タグ番号 3 を使いたい場合 :
         set label 3 "y=x^2" at 2,3,4 right
先の見出しを中央ぞろえに変更したい場合 :
         set label 3 center
タグ番号 2 の見出しを削除する場合 :
         set nolabel 2
全ての見出しを削除する場合 :
         set nolabel
全ての見出しをタグ番号順に表示する場合 :
         show label

(Latex, EEPIC, 及び Imagen に出力する場合文字列中に 1#1 1#1 を入れることに よって改行させることが出来ます)


Masashi Katsurada 平成10年7月9日