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2.3.4 boiling-egg

公式サイトは、 http://www.gcd.org/sengoku/boiling-egg/Welcome.ja.html である。

英単語を多数含む日本語の文章や、 日本語 TEX 文書を書いている場合、 日本語入力モードを切り替えるのが面倒に感じることがある。 boiled-egg (隠居中) やその後継である boiling-egg (現役) は そういう人に勧められるソフトである。 これはモード切り替えを半自動的に行うことが出来る。 日本語をローマ字で打ち込んでから C-j とすると仮名漢字変換が始まる。 つまり、「彼の名前は John です。」を入力するのに、通常の egg では
C-¥karenonamaeha \fbox{SPACE} \framebox{Enter}C-¥ John C-¥desu. \fbox{SPACE}C-¥
のようにするところを
karenonamaehaC-j$ \;$ \fbox{Enter} John desu.-j \fbox{Enter}
で済ませることが出来るようになる。


tamago4 が使えるようになっていれば、 次のように簡単に boilng-egg がインストール出来る。

(1)
boiling-egg.el を置く (/usr/share/emacs/site-lisp あたり)。
(2)
~/.emacs に次を書き足す。
(autoload 'boiling-rK-trans "boiling-egg" "romaji-kanji conversion" t)
(autoload 'boiling-rhkR-trans "boiling-egg" "romaji-kana conversion" t)
(global-set-key "\C-j" 'boiling-rK-trans)
(global-set-key "\ej" 'boiling-rhkR-trans)


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Masashi Katsurada
平成23年3月21日