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1変数の場合の微分係数の定義
 がベクトルになるので、
1変数の場合の微分係数の定義
 
多変数関数については、2つの微分がある。
 
 
1変数関数の微分  と良く対応するのは、
全微分の方である (だから同じ記号を使うことにしたし、
最近は「全微分」と言わずに単に「微分」と呼ぶ人も増えている
1)。
例えば、
1変数実数値関数
 と良く対応するのは、
全微分の方である (だから同じ記号を使うことにしたし、
最近は「全微分」と言わずに単に「微分」と呼ぶ人も増えている
1)。
例えば、
1変数実数値関数  のグラフ
 のグラフ  上の点
 上の点  に
おける接線の方程式は
 に
おける接線の方程式は 
 であるが、
多変数実数値関数
 であるが、
多変数実数値関数  のグラフ
 のグラフ 
 上の点
 上の点 
 に
おける接平面の方程式は
 に
おける接平面の方程式は 
 である。形式上はまったく違いがなく、
覚える苦労がない。
 である。形式上はまったく違いがなく、
覚える苦労がない。
なお、 がベクトル値
 がベクトル値 
 である場合、
 である場合、
 
全微分と偏微分の関係はある意味簡単で、
 
 
 
 
 
