Next: 2.1.1.2 伊理・藤野 [17] 「数値計算の常識」では
Up: 2.1.1 落書き
Previous: 2.1.1 落書き
- 古くて新しい難問である。4000年以上昔のバビロニアの粘土板にもあるくらい
歴史があるが、コンピューターの時代になってかえって難しくなったとも
言える (扱える数の精度が低く、範囲が狭い)。
- すべての問題をたった一つの方法で解くのは困難である。すくなくとも
「序盤向き」の解法と「終盤向き」の解法を使い分けるのがよい。
- 序盤向き
- 精度は低くても、根の位置をつきとめ、他の根と分離する。
二分法 (Strum 列を利用した二分法)、商差法
- 終盤向き
- 大域収束性はなくとも、十分よい近似値から始めれば速く収束する。
Newton 法、Bairstow 法、Durand-Kerner 法
Next: 2.1.1.2 伊理・藤野 [17] 「数値計算の常識」では
Up: 2.1.1 落書き
Previous: 2.1.1 落書き
Masashi Katsurada
平成21年7月9日