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2.2 補間型数値積分公式
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2.1 補間多項式
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2.1.2 Runge の現象
2
.
1
.
3
Rungeの現象があるので
Runge の現象を避けるために、次の2つの対策が良く使われる。
(a)
区間
全体で1つの補間多項式を使うことをあきらめ、 区間を小区間に分割して、それら各小区間で、 小さい
に対して補間多項式
を用いる。
スプライン近似
(spline approximation)
有限要素法の区分多項式
数値積分の
複合数値積分公式
(後述)
(b)
直交多項式
の根(零点)を標本点とする補間多項式を利用する (直交多項式の根は、区間の端点の近くに密集している)。 Gauss 型数値積分公式は、
次の公式で、
次多項式の積分を正確に計算できる。
桂田 祐史