桂田 祐史
Date: 2017年6月20日, 2021年6月20日
複素関数論 (以下単に「関数論」という) では、Laplace方程式の境界値問題 (ポテンシャル問題と呼ばれることがある) が良く現れる。その事情を簡単に紹介する。
ポテンシャル問題は、かなり一般的に解の存在と一意性が成り立つが、 厳密解が具体的な式で表せることは稀で、 多くの場合、数値計算で近似解を求めるしかない。 幸い多くの数値解法が利用できる。代表的な数値解法を紹介する。
現象数理学科の学生で、 この文書に載っているプログラムの動かし方が分からない人は、 相談に応じます。