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3.2.1 数値例
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3 台形公式
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3.1.2 Euler-Maclaurinの定理
3
.
2
での減衰の速い解析関数の積分
に対する台形公式
が解析関数で、
のとき急速に
となるとする。 このとき
(
20
)
に対して、
を取り、
(
21
)
とおく。 実は多くの場合に
は
の良い近似になることが知られているが、 実際上は、 無限和を計算することは難しいので、十分大きな
を取って
(
22
)
で代用する。
,
も
台形公式
と呼ばれる。
問題によっては、非対称に和を取る
が望ましいことがあるが、以下では簡単のため、主に
を用いる。
Subsections
3
.
2
.
1
数値例
桂田 祐史