4.2.3 $ (0,\infty )$ 上の減衰の遅い関数の数値積分

$ (a,b)=(0,\infty)$ であるが、$ f$ $ f$ $ f(x)=\frac{1}{1+x^2}$ のように

$\displaystyle f(x)\sim\frac{C}{\vert x\vert^r},\quad r>1
$

程度の緩い減衰しかしない場合は、

(30) $\displaystyle x=\varphi_3(t)=\exp\left(\pi\sinh t\right)$   ( $ t\in\mathbb{R}$ )

で変数変換すると、被積分関数は二重指数関数的に減衰するようになる。

桂田 祐史
2018-08-13