の値を固定するごとに、 を の関数として、 で展開できる。つまり
これは をパラメーターにもつ、2階の線型差分方程式である。
一般解を求めるには、 とおいて代入すればよい。
とするとき、右辺は 0 以上 以下の数となるので、 この方程式の解 は実数となる。 最小の正の解 を と書こう。 すると他の については、
(2.19) の一般解は
ゆえに の、 の形をした解は