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B.4 二つの方法の優劣
いずれが優れているか、決定打はないという感じである。
一次元配列の方法は成分へのアクセスがとにかく面倒である(マクロで一 応は処理できるが、行列が増えるとイヤミ)。
一次元配列の方法は成分へのアクセスに、積和演算が必要で、CPU によって は時間がかかる。
ポインター配列の方法は、余分なメモリーを必要とする。
ポインター配列の方法は、成分へのアクセスに、余分なメモリー・アクセス を必要とする。システムによっては時間がかかる。
ポインター配列の方法では、行列の行の交換が次のように非常に高速にできる。
double *ap; ... ap = a[i]; a[i] = a[j]; a[j] = ap;
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Masashi Katsurada
平成17年6月2日