6.5 この節で解説した項目の使用例

\documentclass[12pt]{jarticle}
\usepackage[a4paper,vscale=0.9,hscale=0.8]{geometry}
\usepackage{amsmath,amssymb}% そのうち必要になる
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}% そのうち必要になる

\begin{document}

\title{\TeX\ によるレポートの書き方}
\author{1年2組 99番 \quad 桂田 祐史}
\date{2017年4月22日}
\maketitle

\tableofcontents

\section{はじめに}
最初はこんな風に「はじめに」や「序」などの見出しのイントロを用意する。

\section{\TeX\ の解説本}
現在 \LaTeX\ を使うための定番の解説書は、奥村 \cite{奥村美文書} である。

\TeX\ の開発者自身による解説としては、クヌース \cite{クヌース} がある。
基本的な設計思想を知りたい場合は必読書であるが、現在は購入が困難である。

\section{まとめ}
レポートや論文の最後は、
「まとめ」や「結論」や「将来の課題」などで締めるのが普通である。

必要最低限のことを覚えたら、後はどんどん使ってみるのが良い。
我流に陥らないように、あまり遅くならないうちに、
一度詳しい人に見てもらって添削してもらうのがお勧め。

\begin{thebibliography}{99}
\bibitem{奥村黒木美文書}
  奥村晴彦, 黒木裕介, \LaTeXe\ 美文書作成入門 改訂第7版, 技術評論社 (2017).
\bibitem{クヌース}
  ドナルド・E. クヌース著, 鷺谷 好輝訳,
  \TeX\ ブック --- コンピューターによる組版システム,
  アスキー (1992).
\end{thebibliography}
\end{document}

出来上がりは http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/labo/text/sample2017.pdfで確認出来る。

1ページの文書なので、目次のありがたみがピンと来ないかも知れないが (1, 2, 3 節とも開始ページは 1 なので)。

桂田 祐史
2017-07-09