mygraph.{pdf,png,jpg} を取り込むには、 BoundingBox 情報を記録した mygraph.xbb というファイルを用意する必要がある。
こうやって .xbb ファイルを作る |
TeXLive に入っている extractbb を用いて
extractbb mygraph.pdf あるいは xbb mygraph.pdf |
extractbb は TeXLive に含まれているようである (実体は dvipdfmx の別名)。 $TEXMF/web2c/texmf.cnf に
% 次は % t (何でも実行可能) % か % p (shell_escape_commands で指定したもののみ実行可能) shell_escape = p shell_escape_commands = \ bibtex,bibtex8,bibtexu,pbibtex,upbibtex,biber,\ kpsewhich,\ makeindex,mendex,texindy,\ mpost,pmpost,\ repstopdf,epspdf,extractbb,\ |
extractbb も xbb もこの後で出て来る ebb も、 実体は dvipdfmx のリンクであるらしい。
xbb がない場合、例えばこんな感じで準備できる |
$ which dvipdfmx /usr/local/texlive/2014/bin/x86_64-darwin/dvipdfmx(→ 場所が分った。そこに cd してリンクをする。) $ pushd /usr/local/texlive/2014/bin/x86_64-darwin/ $ sudo ln -s dvipdfmx xbb $ popd |
dvipdfmx.def というファイルが古いと、 .xbb ファイルの自動生成が出来ないことがあった。 その場合 CTAN (ftp://ftp.kddilabs.jp/CTAN/macros/latex/contrib/dvipdfmx-def/dvipdfmx.def) から最新版を取得すると良い。
(メモ: 以前は \usepackage[dvipdfmx]{graphicx} でなくて、 \usepackage[dvipdfm]{graphicx} だった。 その場合は ebb コマンドで .bb ファイルを作成して使う。 この ebb も dvipdfmx のリンクで良い。 LATEX Beamer (11) が dvipdfm しか使えなかったことがあっ たが、今では逆に dvipdfmx オプションしか使えないようになった。 dvipdfm オプションの利用に関する情報はまだ落せない。)