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11 LATEX Beamer でプレゼン
コンピューターの画面出力をスクリーンに映してプレゼンするのが普通になりました。
Windows だと PowerPoint, Mac だと Keynote というソフトが有名ですが、
TEX を使うことも出来ます。
数学関係の講演では、日頃から TEX に慣れている、
数式を多用する、などの理由から TEX を使うのが普通です。
スクリーンは、
- 横長であるのが普通
- 同時に1つしか使えないのが普通
(なるべく1ページに1話題を書き切り、
1ページに1〜3分の時間をかけて説明するのが良い)
- 小さい字をびっしり使うと読みづらく、
大きい文字で箇条書きの文体を使うのが良い
(この点は黒板や OHP (オーバーヘッドプロジェクター) と事情が似ている)
- 写真やカラーの図、動画が映せる、音も出せる
などの特徴があります。
TEX でそれに合った文書を簡単に作れるように、
専用のスタイル・ファイルが色々開発されています。
LATEX Beamer は最近人気があるスタイル・ファイルです。
Subsections
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桂田 祐史
2015-02-17