画像ファイルには色々なフォーマットがあるが、 PostScript は古くからレーザープリンター用の言語として使われているもので、 問題が生じにくかった。
LATEX に取り込む場合は、カプセル化 PostScript 形式 (Encapsulated PostScript, 長いので EPS 形式と呼ぶことにする, 通常は ``.eps'' という拡張子をつける) に変換しておくのが良い。
最近は Mathematica の出力する EPS ファイルが巨大なものとなったり、 そもそも表示印刷するためのソフトが OS 標準で用意されていないこともあって 12、 必ずしもイチオシのフォーマットとは言えなくなったと思う。
kamehoshi2.eps を取り込む |
\documentclass[12pt,leqno,dvipdfmx]{jarticle} \usepackage{graphicx}% graphicxパッケージが必要 \begin{figure}[htbp] \centering \includegraphics[width=5cm]{eps/kamehoshi2.eps} \caption{星を蒔いてみる} \end{figure} |
Mathematica の場合は,
g=Plot[Sin[x],{x,0,2Pi}] Export["mygraph.eps",g] |
Export["mygraph.jpg", g, ImageResolution->1200] |
jpeg2ps mygraph.jpg > mygraph.epsあるいは convert mygraph.jpg mygraph.eps |
gnuplot の場合は、
gnuplot> set term postscript eps color gnuplot> set output "mygraph.eps" |
gnuplot> set term push gnuplot> set term postscript eps color gnuplot> set output "mygraph.eps" gnuplot> (描画コマンドを実行) gnuplot> set term pop |
GLSC の場合は、描画デバイスの指定時に
g_init("mygraph", ...); g_device(G_BOTH); ... |
g_out -i mygraph |
\includegraphics[angle=90,width=10cm]{mygraph.i00} |
g_out -iv mygraph |
ps2eps -t=100,200 mygraph.i00(100,200 はイイカゲンです) |