簡単です。 kv から kv-version.tar.gz を入手し、 それを展開して、 kv-version/kv をヘッダーファイルを置くディレクトリィに移せば良い。
今回は /usr/local/include に置いてみるかな。 (mpfr も使うことがあリ、 そちらは MacPorts でインストールしたので、 /opt/local の下にインストールされるので、 /opt/local/include にした方が便利だったかも1。)
kv-0.4.28.tar.gz の場合 |
tar xzf kv-0.4.28.tar.gz sudo mkdir -p /usr/local/include sudo mv kv-0.4.28/kv /usr/local/include |
コンパイル出来るかチェックする |
cd kv-0.4.28/test vi Makefile(この Makefile の内容は後述) make |
/usr/local/include/kv を見えるようにするため、 -I/usr/local/include が必要。
MPFRも使うテスト・プログラムがある。MacPorts で gcc をインストールすると、 MPFR は /opt/local にインストールされる。 この際、gcc もインストールしよう。
sudo port install gcc5
それで -I/opt/local/include と -L/opt/local/lib -lmpfr が必要になる。
Makefile |
PROGS = test-rounding その他試したいだけズラズラ並べる CXX = g++-mp-5 CXXFLAGS = -O3 -DNDEBUG -DKV_FASTROUND -I/opt/local/include -I/usr/local/include LDFLAGS = -L/opt/local/lib -lmpfr .SUFFIXES: .cc .cc: $(CXX) $(CXXFLAGS) -o $@ $< $(LDFLAGS) default: all all: $(PROGS) |
これで test にあるプログラムは全部すんなりコンパイルできた。
しかし…正しく動いているのどうか? プログラム自体にチェックさせて結果を表示させて欲しいなあ (まあ、どうせ一つ一つ解読して検討しないと使えないけど)。
桂田 祐史