3 kv のインストール

簡単です。 kv から kv-version.tar.gz を入手し、 それを展開して、 kv-version/kv をヘッダーファイルを置くディレクトリィに移せば良い。

今回は /usr/local/include に置いてみるかな。 (mpfr も使うことがあリ、 そちらは MacPorts でインストールしたので、 /opt/local の下にインストールされるので、 /opt/local/include にした方が便利だったかも1。)

kv-0.4.28.tar.gz の場合
tar xzf kv-0.4.28.tar.gz
sudo mkdir -p /usr/local/include
sudo mv kv-0.4.28/kv /usr/local/include
30秒もかからない。

コンパイル出来るかチェックする
cd kv-0.4.28/test
vi Makefile
    (この Makefile の内容は後述)
make

/usr/local/include/kv を見えるようにするため、 -I/usr/local/include が必要。

MPFRも使うテスト・プログラムがある。MacPorts で gcc をインストールすると、 MPFR は /opt/local にインストールされる。 この際、gcc もインストールしよう。

sudo port install gcc5

それで -I/opt/local/include-L/opt/local/lib -lmpfr が必要になる。

Makefile
PROGS	=	test-rounding その他試したいだけズラズラ並べる
CXX	=	g++-mp-5
CXXFLAGS	=	-O3 -DNDEBUG -DKV_FASTROUND -I/opt/local/include -I/usr/local/include
LDFLAGS	=	-L/opt/local/lib -lmpfr
.SUFFIXES: .cc
.cc:
        $(CXX) $(CXXFLAGS) -o $@ $< $(LDFLAGS)
default: all
all: $(PROGS)

これで test にあるプログラムは全部すんなりコンパイルできた。

しかし…正しく動いているのどうか? プログラム自体にチェックさせて結果を表示させて欲しいなあ (まあ、どうせ一つ一つ解読して検討しないと使えないけど)。

桂田 祐史
2016-03-04