 
 
 
 
 
   
 から
 から  まで、誤差の大きさの見積が、
計算者が指定した値
 まで、誤差の大きさの見積が、
計算者が指定した値  より小さくなるように解くことを目標にする。
このとき
 より小さくなるように解くことを目標にする。
このとき   のことを許容誤差限界と呼ぶ。
 のことを許容誤差限界と呼ぶ。
![$ [a,b]$](img209.png) を
 を 
 と分割して解くことにする。
 と分割して解くことにする。
 における値
 における値  まで定まったとする。
 まで定まったとする。
 における 5次公式, 4 次公式による近似値をそれぞれ
 における 5次公式, 4 次公式による近似値をそれぞれ 
 ,
,  とすると、
 とすると、
 
 とおいた。これから
 とおいた。これから
 
 は
 は  よりも格段に精度が良いと期待出来るので、
この式の値が
 よりも格段に精度が良いと期待出来るので、
この式の値が  の誤差の良い評価となっていると考えられる:
 の誤差の良い評価となっていると考えられる:
 
さて、
 
目標は ![$ [a,b]$](img209.png) で解いたときの許容誤差限界を
 で解いたときの許容誤差限界を  とすることであるから、
 とすることであるから、
![$ [t_{j},t_{j+1}]$](img219.png) で解いたときの許容誤差限界は
 で解いたときの許容誤差限界は
 
 
 が大きすぎて十分な精度が得られていないと考え、
もっと
 が大きすぎて十分な精度が得られていないと考え、
もっと  を小さくすることにする。
 を小さくすることにする。
 の代りに、
 の代りに、
 なる
 なる 
 を用いて
 を用いて
 
 ,
, 
 
 を求め、
 を求め、
 とおく。
 とおく。
 
 
今度は 
 となって欲しいわけだが、
この不等式の左辺に推定値を代入した不等式
 となって欲しいわけだが、
この不等式の左辺に推定値を代入した不等式
 
 について解くと
 について解くと
 
 
 を定めることにする。
 を定めることにする。
 
 
 
 
