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まず最初に平衡点を求めましょう。方程式の右辺のベクトル値関数 が 0 になるという条件、つまり連立方程式
さて、これを実行するには前回のプログラムをちょっと修正すれば OK です。 そうして作ったプログラムreidai8a.fを用意してあります。いつもの ようにgetsampleコマンドで手元にコピーした後に、コンパイルして実 行してみましょう。ここではサンプルの入力データを収めたファイルrei8a.data もありますので、それを使って試すことにすれば、
ターミナルで実行 (入手, コンパイル, 実行) |
curl -O http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/program/ode_prog/reidai8a-glsc.c cglsc reidai8a-glsc.c ./reidai8a-glsc.c 範囲(xleft,ybottom,xright,ytop)? -4 -4 4 4 |
curl -O http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/program/ode_prog/rei8a.data cat rei8a.data | ./reidai8a-glsc |
の回りでは安定渦状点、 の回りでは不安定結 節点のような流れになっています。
大事なことは二つあって、一つは
% ./reidai8a-glsc 範囲(xleft,ybottom,xright,ytop)? -100 -100 100 100 したいことを番号で選んで下さい。 -1:メニュー終了, 0:初期値のキーボード入力, 1:初期値のマウス入力, 2:change h,T(h= 0.0100,T=10.0000) 1 マウスの左ボタンで初期値を指定して下さい(右ボタンで中止)。
もう一つの大事なことは、平衡点の周囲の流れがどうなるかは、 微分法を使ってある程度まで解析できるということです。 上の例題の右辺の を微分してヤコビ行列を作ると、