1.2 インストール

Julialang から、 julia-1.x.y-mac64.dmg (1.x.y はバージョン番号) を入手する。 ダブルクリックすると

Image Julia-install
のようなウィンドウが現れるので、 Julia-1.x.appApplications にドラッグする。

REPL の実行形式は /Applications/Julia-1.7.app/Contents/Resources/julia/bin/julia のようなパスなので、これが実行できるように設定する。

例えば、 .profile, .bash_profile などの設定ファイル (どれが有効かは人による) に
alias julia=/Applications/Julia-1.7.app/Contents/Resources/julia/bin/julia
のようなエイリアスの設定をするか、
sudo mkdir -p /usr/local/bin
sudo rm -f /usr/local/bin/julia
sudo ln -s /Applications/Julia-1.7.app/Contents/Resources/julia/bin/julia /usr/local/bin
(念のため /usr/local/bin を作り、 古い /usr/local/bin/julia があれば削除し、 シンボリック・リンク (ショートカット) をはる。)
のようにシンボリック・リンクを作る (もちろん 1.7 のところは、該当するバージョン番号を選ぶ)。 設定ファイルを自分で直せない人が多いので (そういうのは教えてあげるべきだと思うけど)、 後者のやり方を推奨すべきだろうか。


私は、Printf, Plots, PyPlot、そして Jupyter を良く使う。 それを使えるようにしておくには
Printf, Plotsm, PyPlots, IJulia の準備
% julia
(Juliaの起動メッセージが出るが省略)
julia> using Pkg
julia> Pkg.add("Printf")
julia> Pkg.add("Plots")
julia> Pkg.add("IJulia")
julia> Pkg.add("PyPlot")
julia> Pkg.add("DifferentialEquations")
julia> using Printf
julia> using Plots
julia> using IJulia
julia> using PyPlot
julia> using DifferentialEquations
としてインストールしておく (これは一度だけやればよい)。

パッケージをアップデートするには Pkg.update() を実行する。


julia (REPLと呼ばれる) を起動するには、 単にターミナルで julia コマンドを実行すれば良い。 終了するには、exit()) あるいは ctrl+D を入力する。


Jupyter Notebook の起動は、ターミナルで jupyter notebook とする、



桂田 祐史