 
 
 
 
 
 
 
  
多項式 
![$ f(x)\in\R[x]$](img428.gif) が与えられたとき、
 が与えられたとき、
 と
 と 
 から Euclid の互除法を行い、関数列
 から Euclid の互除法を行い、関数列  ,
,  ,
,
 ,
,  を作る:
 を作る:
 を
 を  で割ったときの
普通の剰余の
 で割ったときの
普通の剰余の  倍を
 倍を 
 とすることに注意しよう。
そうする理由は以下の (18) を成立させるためである。)
 とすることに注意しよう。
そうする理由は以下の (18) を成立させるためである。)
よく知られているように  は
 は  と
 と  の最大公約多項
式であるから、
 の最大公約多項
式であるから、
![$ f(x)\in\R[x]$](img428.gif) が重根を持たない場合、
 が重根を持たない場合、
 定数
 (
   定数
 ( ) となることに注意しよう。
以下この場合に
) となることに注意しよう。
以下この場合に  の解 (根) を求めることを考える。
 の解 (根) を求めることを考える。
 が重根を持つ場合は
 が重根を持つ場合は  の代わりに
 の代わりに 
 を考えることで同様の議論ができる。
 を考えることで同様の議論ができる。
| ![\begin{jtheorem}
% latex2html id marker 948 \upshape
$f(x)\in\R[x]$\ が重根...
...2(x),\cdots, f_\ell(x)
\end{displaymath}は Strum 列をなす。
\end{jtheorem}](img453.gif)  | 
 定数
 であるから、Strum 列の条件 (3) は満
たされている。次にある
定数
 であるから、Strum 列の条件 (3) は満
たされている。次にある 
![$ x_0\in [a,b]$](img454.gif) , ある
, ある 
 に対して
 
に対して
 
となったとすると、式 (20) から
 以降の
 以降の 
 もすべて 0
 になり、特に
 もすべて 0
 になり、特に 
 . これは
. これは  が定数関数 (
 
が定数関数 ( ) であることに矛盾する。ゆえに Strum 列の条件 (1) が
満たされる。
次にある点
) であることに矛盾する。ゆえに Strum 列の条件 (1) が
満たされる。
次にある点  , ある
, ある 
 に
対して
 に
対して 
 となったとすると、式 (20) から
 となったとすると、式 (20) から
 が
 が  の根であるとき、
 の根であるとき、 が重根を持たないという
仮定から
 が重根を持たないという
仮定から 
 で、
 で、
 
となり、条件 (4) も満たされる。
 
  
 
 
 
 
 
 
