なお、
の逆行列は
上の例は簡単であるが、 一般の場合に基本操作として使うことが出来る。 それを説明しよう。
対角行列
対称行列
とする (つまり掃き出しの過程で対角成分が 0 のブロックが出て来た場合を考える)。
とすると、
ピボットが見つからないという障害物を突破できた。
すなわち
|
( |
![]() |
とするとき
であることを注意しておく。
(
) の形になれば、
2段階の掃き出しが出来て
少し脇道にそれるが、後のために注意しておくと
である。
より一般の場合、すなわち

で、
found = 0;
for (i=k; i<=n; i++) {
for (j=k; j<=n; j++) { // j=i+1 からで良いのかな?
if (a[i][j] != 0) {
found = 1;
break;
}
}
}
|
の形になる。 ここで