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海外では標準的なドライバー。アメリカの友人からもらった文書が、どうも
dvi2ps で印刷出来ない、というようなことがあった場合は、試してみるべき
コマンドです。
特徴は
- NTT jTEXの印刷は可能だが、ASCII 日本語 TEX の印刷は出来ない。
- 海外で作られた特殊なスタイル・ファイルの中にはドライバーとして dvips
を用いることを仮定したものがあるので、存在意義大。
詳しい使い方は、 ``man dvips'' をしてみましょう。
- -c 印刷部数
-
- -f
- フィルターとして動作する。
- -l ページ番号
- 最後のページを指定する。
- -m
- manualfeed を指定する。
- -p ページ番号
- 最初のページを指定する。
- -r
- ページを逆順に出力する。
- -t モード名
- モードとしては ``letter'', ``a3'', ``a4'', ``legal'', ``ledger'',
``landscape'' が指定できる。landscape だけは他と重複して指定できる。
- -x マグニフィケーション値
-
- -C 印刷部数
-
- -D 解像度(dpi)
-
- -M
- 自動フォント生成機能22を無効にする。
- -P プリンター名
-
印刷するには単に
dvips myreport.dvi
とすれば OK です。
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Masashi Katsurada
平成21年2月28日