LaserPrepの修正方法

Command-FまたはディスクファイルボタンでPSファイルを作成しますが、 これにはLaserPrepと呼ばれるファイルが必要です。 このLaserPrepファイルをプリンタに一緒に送ることによって、 出力が可能になります。

ここでは最新のシステムに付属しているLaserWriter 6.0 (appledict version #70 0)の場合の作成方法を説明します。

1. Command-Kを用いてPostScriptファイルを作ります。

2. このファイルの''%%EndProcSet''から後を切り取ります。

   
   %endeexec
   %%EndProcSet
   --- ここで切り取る ---
   %%EOF
   

3. このファイルの次の２つの部分をコメントアウトします。
   • setsccinteractiveを無効にする

     
     %ok{statusdict begin 9 sccinteractive 3 ne exch 0 ne or{9 0 3 setsccinteractive}
     if end}if
     

   • setdefaulttimeoutsを無効にする

     
     %statusdict begin/waittimeout where{pop waittimeout 300 lt{md /wtkey true put}if
     }if end
     

4. LaserWriterシリーズ以外のAdobeの作ったPostScriptインタープリタを登 載しているPrinerの場合

   次の行の"LaserWriter"という文字をプリンタの名前に変えて下さい。 これによってスムージング機能をLaserWriter以外でも使うことができます。

   
   /LW{save statusdict/product get(LaserWriter)anchorsearch
   exch pop{length 0 eq{1}{2}ifelse}{0}ifelse exch restore}bind def
   

   例えば、これは

   
   %!
   /Times-Roman findfont 15 scalefont setfont
   100 100 moveto
   statusdict product get show
   showpage
   

   とやった時に出力される文字です。