next up previous
Next: 14.5 原野賢視「パターン形成のシミュレーション」 Up: 14 2001年度卒研 Previous: 14.3 関口洋正「3次元波動方程式の差分法による数値シミュレーション」

14.4 坪井泰洋「波動方程式の解の公式とホイヘンスの原理」

力作である。

ホイヘンスの原理は 3以上の奇数次元でのみ成立するという話は有名だが、 その証明は読んだことがなかった。 $ n$ 次元波動方程式の基本解は載っている本が見つけにくかった (後になって溝畑 [15] にあることに気がついた)。 坪井君は検索エンジンで

http://village.infoweb.ne.jp/~fwiz0276/pde03.htm
というページを見つけて、その解読を進めていった。

残念ながら少し消化不良のところがあって、 後輩で、超関数を勉強する人が現れたら後を引き継いで完備化してもらいたい。


next up previous
Next: 14.5 原野賢視「パターン形成のシミュレーション」 Up: 14 2001年度卒研 Previous: 14.3 関口洋正「3次元波動方程式の差分法による数値シミュレーション」
桂田 祐史
2015-12-24