61 MacTeX 2025が来た

1年前の記録: 「MacTeX 2024が来た」


(2025/3/12) いつものように MacTeX の更新をしようとしたら、 repository が…と言われた。あ、新しいのに切り替わったのか。 そういえば…昨年は3月12日だったっけ。ジャスト1年前だ。

JAIST を見に行く。

mactex-20250308.pkg 6364206835バイト, TIME stamp は 2025/3/9 3:33 だ。

6GB近い (5.9GB とか表示される)。 早速ダウンロードを始めたけれど、混雑しているのか遅い。 まあ一度やってしまえば、後はローカルにコピーするので。

保存したファイルの MD5 をチェック
% cat mactex-20250308.pkg.md5
9c0adf674d1a97d1925bc9acad39b10b  mactex-20250308.pkg
% md5 mactex-20250308.pkg
MD5 (mactex-20250308.pkg) = 9c0adf674d1a97d1925bc9acad39b10b
%
コピー結果は大丈夫そうですね。

mactex-20250308.pkg をダブルクリックして、クリック、クリック。

さて、更新作業だ。
表示結果に注意を払う
% sudo tlmgr option repository http://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet
tlmgr: setting default package repository to http://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet
tlmgr: updating /usr/local/texlive/2024/tlpkg/texlive.tlpdb

あ?ミスった。2024 を見に行っている (事情があって、 /Library/TeX/texbin でないところにパスを通しているせいか。 年度変わると修正しないといけない。)。 パスを直して (設定ファイルを修正して、 間違えないように起動しているターミナル系を全部閉じる)
仕切り直し、そして update 実行
% sudo tlmgr option repository http://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet
tlmgr: setting default package repository to http://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet
tlmgr: updating /usr/local/texlive/2025/tlpkg/texlive.tlpdb
% sudo tlmgr update --self --all

昨年はまだミラーサイトに届いていないうちにインストールしようとして、 エラーが出たけれど (そういう場合の対処策は 「MacTeX 2024が来た」 に書いておいた)、 今回は少し出遅れたので、ミラーサイトに届いていたのでしょう、 無事20個のパッケージが更新された。

(2025/3/13) 33個のパッケージが更新された。
(2025/3/15) 45個のパッケージが更新された。
(2025/3/16) 52個のパッケージが更新された。

次に日本語関係のパッケージを入れる (例年と同じようにやってみる)。
curl -fsSL https://www.preining.info/rsa.asc | sudo tlmgr key add -
sudo tlmgr repository add http://contrib.texlive.info/current tlcontrib
sudo tlmgr pinning add tlcontrib '*'
sudo tlmgr install japanese-otf-nonfree ptex-fontmaps-macos cjk-gs-integrate-macos
sudo cjk-gs-integrate --link-texmf --cleanup --force
sudo cjk-gs-integrate-macos --link-texmf --fontdef-add=cjkgs-macos-highsierra.dat --force
sudo mktexlsr
これで例年通り 4 つのパッケージがインストールされた。

念のため更新チェックする。
sudo tlmgr update --self --all
あ、"skipping forcibly removed package:" が出ている。
sudo tlmgr update --reinstall-forcibly-removed --all

動作チェックは (適当な LATEX 文書のソース nantoka.tex を用意して)
こんなこと試してみる
uplatex nantoka.tex
dvipdfmx -d 5 -O 2 nantoka.dvi
open nantoka.pdf
xpdf-pdffonts nantoka.pdf

dvips -f nantoka.dvi > nantoka.ps
gv nantoka.ps

ptex2pdf -u -l -od '-d 5 -O 2' nantoka.tex
すいす…あれ、xpdf-pdffonts がおかしいな。 (2025/3/15追記) 代わりに pdffonts を使うべきみたいだ。

xpdf-pdffonts でこんなエラーが出た
Syntax Error: Unknown character collection 'Adobe-Japan1'
これはやってあるはずなのだが…この解決は後回しだ。

dvips して作った PostScript ファイルの表示は大丈夫だった (Ghostscript 関係は少し前にチェックしてあるからね)。


(2025/3/13) MacPorts が勝手に texlive をインストールするようになっているのだけど、 その更新が盛大に行われている (なるほど、今そういうタイミングなんですね)。 これをやめさせる手はないものだろうか。




桂田 祐史