45 ウィルス・スキャンしてみる Sophos

コンピューター・ウイルスというのにどのように対処すべきか、 実のところ良く分からない。

迷惑行為に遭遇したことは何度かある。

実習室の Windows マシン、起動時でウイルス対策ソフトが起動する前に、 ネットワーク越しに攻撃されて複数台感染したとか。 これってその時の Windows がイマイチだったという解釈で良い?

Windows マシンについては、 学科で Trend Micro のウィルス・バスターを一括購入してインストールしていた。

WWWサーバーに侵入されたことがある。 データベースを設定した人(業者)が初期パスワードを admin だったか、 password だったかにしていたというお粗末。

自分の普段使いの Mac を踏み台にされたこともある。 これはその Mac が古くて新しい OS にアップデート出来なかったことが一つの原因 (まあ古いのを使い続けるのならば、それなりの対応策が取れるわけで)。

セキュリティ・ソフトが実際どの程度役に立つのか、正直なところ良く分からない。 その人ごとに違うと考えられるし。 今回購入してから3年近く使っている Mac で、 対策ソフトをインストールしてないものがあったので (おっとっと)、 それをスキャンしてみた。

早稲田大学とかは Sophos Anti-Virus というのを全学的に使っているそうなので、 Sophos Home というのをインストールして試してみた。

健康診断を受けるみたいで少しドキドキする(笑)。 3時間ほどでスキャン完了。 結果は 7 つの脅威が確認された!! ギョッとしたけれど、内容は全部メールの添付ファイル (pdf, doc, html) で、 SPAM メールが多い。

どう考えるべきか。 ふと、COVID19 への対応が頭に浮かんだ。 感染するのは他者との接触がきっかけで、 感染をさけるためには必要のない接触は控えるとか、 ワクチン接種して感染しにくくなるかとか (感染抑制効果があるかどうかとか、 重症化のリスクを下げるとか)、 検査をして早めに発見・対処することで集団の流行が抑えられるとか (余談だけれど、これを無視する人が多いような気がしている。 私は日本はもっと積極的に検査すべきというのが持論です。)、 なるほどウィルスと呼ぶわけだな、と今更ながら納得。おっと、これは脱線だ。

今回は SPAM メールにしか脅威は見つからなかったけれど、 自分が良く知っている人が感染して、 そこからもらったファイルが感染している可能性は排除できないので やはり対策はすべきなのかな。 考えてみると、 周りがワクチンを摂取しているせいで自分の安全が守られている、 という見方ができるかも。

コンピューターの外のことで、自分のコンピューターに関する考え方が変容した、 ということになるのかな。



桂田 祐史