44 暇話: 共立出版の bit が電子復刻された

(しばらく工事中)

少し前から予告されていた通り、共立出版の月刊誌 bit が電子復刻された。 アマゾンで Kindle 本として購入できるし (1冊198円 -- 早速衝動買い)、 丸善 eBook にも入ったようだ (明治大学図書館では試読できるようになっている, 記事検索もできるのは素晴らしい)。 大変にめでたい。


私が大学入学した直後に、 Apple II とか NEC PC-8001 とか、 いわゆるパソコン (当時はマイコンと呼ばれた) というものが現れた。 大学4年生になったときにやっと PC-9801F2 を買うことが出来たが (銀行預金が0になった)、 それ以前にも色々な機会を利用して触れてみたものである (家でプログラムを書いてお店に行って入力するとか)。 当時は情報入手するのにインターネットはおろかパソコン通信もなかったので (そういえば某辞書から「パソコン通信」という言葉がなくなるのだとか。 確かに1990年代半ばに一般社会にインターネットが普及して以降、 急速に使われなくなったものだから、今では昔話にしか登場しないものね。)、 雑誌からの情報が貴重であった。


いわゆるパソコン雑誌というものも購入していたけれど、 パソコンに限定されないコンピューター系の情報は bit から入手した。 買い始めてから十数年毎月買っていたように記憶している。 (私があまり買わなくなってから数年後に廃刊となった。 いつ廃刊になったのか調べようとして、ウィキペディアを見に行ったら、 項目が用意されていなかった。なんと!)

bit の自分への影響の大きさはちょっと計り知れない。


自分が読んで面白かったものをリストを作ってみよう。一気にやるのではなくて、 思いついたときに、リストに追加していく形式にする。



桂田 祐史