31 Davmail 更新

以前 (2020年暮) 「自分の環境更新の記録: Davmail&Mew を試してみる」 というのを書いた。


Davmail は挙動不審なところがあって、満足度は微妙なのだけど (Davmail slow というキーワードで検索すると、 どっさりヒットする)、それでも自分には便利なので使っている。


今回少し痛い思いをしたので調べ物をしたら、新しいバージョンが出ていた (2021-07-05版)。 「Download latest DavMail Gateway release」 から Mac 用の DavMail-MacOSX-6.0.0-3375.app.zip をもらってくる。 それをほどいて現れる DavMail.app/Applications に入れる (古いのをどけてから移す)。 設定は以前と同じで(何もしないで)動く。


少し軽くなったような気がする。 サーバーに画面共有でアクセスしなくても、ちゃんと目が覚めるようになった? 気のせいかもしれないけれど、本当ならば朗報で、 「個人的な使い勝手はかなり良くなった。」と言える。 古いソフトウェアだけど、少しずつ改善されているみたい。


(以下、私の独断。こういうことについて読んだり人と話したことはないので、 とんでもない勘違いをしている可能性は高い。)


コミュニケーション・ツールは多様化したけれど、 まだまだメールを使うべきところは多い。 新しくメールを始める場合は新しいソフトウェア (今だとアプリということになるのかしら) を採用すれば良いが、 古くから使っている人にとっては、 古くからあるソフトウェアを使い続けるのもありえる (大事なものはデータだから、古いデータを読み書きできることが重要)。 多要素認証 (Multi-Factor Authentication) のような仕組みが導入されるのは必然だけれど、 それをどう乗り越えるのか問題だ。 Microsoft のソフトウェアを使わない人にとって、 Exchange+多用素認証の波 (実際上 Exchange に対応しないソフトは使えない) がやってきてあたふたしたけれど、 少し時間が経って、 Apple 純正のメール・アプリとか、 Thunderbird (これはまだ試していないや) とかでも Exchange が使えるようになった (今ふと思い浮かんでチェックしたら、Becky! Internet Mail も対応していた)。 以前からそういうソフトを使っていた人にとっては、めでたし、めでたし。

本当のところ、私はどうすべきなのだろうか。


(2021/9/15) 「サーバーに画面共有でアクセスしなくても、ちゃんと目が覚めるようになった」 というのは正しいらしい。それが当然のはずだけれど、快適になって嬉しい。



桂田 祐史