LATEX の enumerate 環境は、LATEX を使っていると空気のような存在である。 ここ何年か enumerate.sty を使ってきた。
つまりプリアンブルに
\usepackage{enumerate} |
\begin{enumerate}[(1)] \end{enumerate} |
\begin{enumerate}[a)] \end{enumerate} |
\begin{enumerate}[(i)] \end{enumerate} |
大文字バージョン (つまり A), B), とか (I), (II), ) もできる。
ところで、フォントを bold face にしようと考えて
\begin{enumerate}[\textbf{(a)}] .. \end{enumerate} |
まあ、そういうものかと思っていたが、それを可能にするパッケージ enumitem がある、ということを知った。
enumerate パッケージはもう勧められない、enumitem パッケージを使うべきだ、 と言う人達がいる。
どうなんだろう (自分の用が足りて、障害を起こさないなら、 古くからあるものでいいじゃん、と言う気持ちがある)。まあ、 とりあえずはお試しだ。
\begin{enumerate}[label=(\arabic*)] \end{enumerate} |
\begin{enumerate}[label=alph*)] \end{enumerate} |
\begin{enumerate}[label=(\roman*)] \end{enumerate} |
つまり、
良きに計らってくれなくて、 ちゃんとした仕方で指定する必要があるわけで、面倒だけれど、 その分融通が効いて
\begin{enumerate}[label=(\textbf{\alph*})] \end{enumerate} |
enumerate と enumitem の併用が出来ないので、 既存の文書では、気軽に乗り換えられないなあ。 互換性があればよかったんだけど。 でも新規に書く文書では使うかもしれない。