55 gatekeeper に引っかかった (壊れているので開けません…そんなはずは)

久しぶりにプログラム書きをしようと思って Emacs を起動しようとしたら
  "Emacs"は壊れているため開けません。ゴミ箱に入れる必要があります。
というメッセージが出た。

あれれ?gatekeeper に引っかかった?前は出来たはずなのだけど。 macOS のバージョンアップをしたせいかな? (macOS 10.15.4)

まず
sudo spctl --master-disable
とする。 こうしておくと、システム環境設定→セキュリティとプライバシー→一般とすると、 [ダウンロードしたアプリケーションの実行許可:] が 「すべてのアプリケーションを許可」 という状態になる。

この状態で Emacs を起動しようとしても、やはりエラーになる。 一度削除してインストールし直す。 それでctrl+クリックで「開く」として一度起動する。 これでそのアプリケーションは実行可能になる。

その後で設定を元に戻す。

図 5: この緩い状態でソフトウェアのインストールをして一度起動する
Image security_and_privacy_1
図 6: ガードの固い状態に戻す
Image security_and_privacy_2

「すべてのプリケーションを許可」を見えないように(選択できないように) するには、先ほどと反対のことをする。
sudo spctl --master-enable

図 7: 元のガチガチの状態に戻す
Image security_and_privacy_3

それにしても、インストールし直しは不便ですね。 そこをサボる方法はないのかな?

桂田 祐史
2020-04-20