自分のことだけ考えれば、 文字コードに関係する “選択” は、比較的気軽に決められるけれど (もしダメだったら戻せば良い)、 他人とデータのやり取りをする場合は慎重にならざるを得ない。 自分はどちらかというと保守的というか、 なかなか新しいものに切り替えないのだけれど、 LATEX に関して切り替えを考える時期に来たように感じている。
これまでは次のようにしていた。
自分で後から読んで違和感があったので、少し修正&補足。 「エンコーディングは UTF8 を採用」と書いたけれど、 すべての文字をそうして使えるわけでなく、 ハシゴダカ「髙」のようなJIS第1,2水準に含まれない文字は、 UTF8 でエンコードしてデータに含めるのではなく、 otf パッケージで利用可能になる \UTF{} を用いて、 \UTF{9AD9} と入力する、ということである。
(LATEX の設定が指導教官と違っていて、添削してもらった後 (こういうことをやっているのは結構急ぐ時だったりする)、 組版 (タイプセット) できない、とか困っている人がいたりした。)
pLATEX から upLATEX に切り替えるには次のようにすれば良さそう。
(c) を具体的にどうするか。TeXShop を使う場合は、 環境設定で upTeX (ptex2pdf) を選択すれば良いだけかな。 自分は YaTeX を使っているのだけれど、どう設定するのかな? ptex2pdf -u -l -ot "-synctex=1" のように、 -u を指定するらしい。 だとすると yatex-startup.el に
(setq tex-command "ptex2pdf -u -l -ot \"-synctex=1\"")) |
桂田 祐史