10 正しいか自信がないけれど: Safe mode での USB メモリ

セキュリティアップデートが出たので実行したら、 起動しなくなった Mac が出た。 しまった、この Mac にしか入っていないデータがあった!

どきどきしながら、Safe boot ( \fbox{Shift}キーを押しながら起動) を試みたら、 無事起動した。必要なファイルが見える。

ところでそれをどうやって、外に出そう? USB メモリにコピーすれば良いと考えて差し込んでもマウントされない。 あれ?

ネットで検索しても、なかなか要領を得ない。

そのうち、FAT32 はダメという言葉を見つけた。 なるほど、多くの市販 USB メモリは FAT32 でフォーマットされていて、 Mac は通常何の問題もなくマウントしてアクセス出来る (だからそのまま使っている) が、 それは Mac 本来のフォーマットではないわけで、 Safe mode ではアクセスがサポートされない、かなあ?

(それにしても file allocation table と名前をつけて FAT と呼ぶのは、 いかにも 20 世紀、だなあ。)


半信半疑で、別の Mac でディスク・ユーティリティーを使って、 USBメモリーを Mac OS拡張 (ジャーナリング) でフォーマットして、 差し込んだら無事マウントされた。


… コピー完了。胸をなでおろす…


自分の推理が正しいかどうか、全然自信がないけれど、 一応このおまじないが効くことがあった、という経験談でした。


USBメモリのフォーマットし直し USBメモリ(FAT32)をフォーマットし直すには、 アプリケーション → ユーティリティ にあるディスクユーティリティを起動し、 USBメモリを選択して、 [消去] ボタンを押し、 名前を適当に決めて、 フォーマットを “Mac OS拡張(ジャーナリング)” にして、[消去] ボタンを押す。 待つこと何秒か (サイズによる)。


コピー機などで、このMac OS拡張が使えると良いのだけど…

桂田 祐史
2020-04-20