otf パッケージを使うことにしました、という話。
ノウハウ的には、睆という漢字を入力するために、
\usepackage{otf} ... \UTF{7746} |
事の経緯を書いておく。
カオスの研究で有名な上田睆亮先生の名前を参考文献表に書くことになった。
つまり、睆という、 JIS 第1,第2水準に含まれていないが、 Unicode には含まれている漢字を、 TEX 文書で入力する必要がある、ということである。 以前は gouji.sty というものを利用して、
\leftrightkanji{目}{完} |
あまり使用頻度は高くなかったが、人名が表せないと困る場合があり、 ここぞというところで使って来た。
ところが、gouji.sty は中で
\RequirePackage[dvips]{graphicx} |
utf8toutf (実例つき) を使おうかとも思ったけれど、 対象が1文字で、Unicode の 7746 も分かったので、 \UTF{ } を使うことにした。
桂田 祐史