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B..3.1 差分方程式
B..
3
.
2
差分方程式(連立1次方程式) の行列、ベクトル表現
簡単のため、同次 Dirichlet 境界条件 (
) の場合に説明する。
とおくと、差分方程式から次のような連立1次方程式が得られる:
(B.16)
ここで
は行列のテンソル積を表す記号であり、
は
次の単位行列、
は次の形の
次正方行列であるとする。
(詳しくは桂田 [#!__________________!#] を見よ。)
プログラムを書くときのために、
,
の成分
,
を式で表しておく。
(B.17)
(B.18)
つまり、領域内部の格子点
を1次元的に並べて番号をつけた
8
、 ということである。 並べ方は一通りではなく、(
) の代わりに
(B.19)
というものも良く使われる。 (
) を row first, (
) を column first と呼んで区別する。 次に紹介する MATLAB プログラムでは、 (
) を採用してある。
桂田 祐史