3.3 工事中

(2022/8/12 追記。2023年度の授業で用いるため。しばらく工事中。 内容の正しさは保証しない。)

流れ関数をどのように求めるか。Jordan領域であれば、 境界上の流れ関数の値が

$\displaystyle \psi(\bm{x})=\int_{C_{\bm{x}}}\bm{v}\cdot\bm{n}\;\D s
$

と線積分で求められるので ( $ C_{\bm{x}}$ は境界上に取った定点を始点として、 境界に沿って$ \bm{x}$まで達する曲線である)、 Dirichlet境界値問題を解いて求められる。

ところで、もしも境界上で $ \bm{v}$ が既知ならば、 実は Neumann 境界データ $ \dfrac{\rd\psi}{\rd \bm{n}}$も求められる。 $ \frac{\rd\psi}{\rd\bm{n}}=-\bm{v}\cdot\bm{t}$ である。

速度ポテンシャルと同様にして流れ関数が求められることになる。 以上は実はこれまで気づいていなかった (ちょっと恥ずかしい)。 まだ忙しくて整理する時間がないが、散逸するとまずいので、 とりあえず書いたメモをここに移しておく。

どちらかというと「複素関数と流体力学」に書くことかな?



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桂田 祐史