レポートは、それだけで完結した文章とするのが普通である。
理系のレポートの場合、表や図・写真も含むが、 それをのぞけば、(読む順番に迷ったりしないで) 声に出して読めるようになっているべきでdある。
(この点は、板書やプレゼン資料とは異なる。 そちらでは講演者の話が主体であり、 書かれているものは箇条書き文体であったり、 そのまま読んで文になっていないことが多い。)
数式も原則として文章の一部であることに注意する。 例えば、式が文の最後にあれば、そこにピリオドを打つ必要がある。
余談になるが、 その点で、学校数学の教科書は及第点をあげにくい。 数学の論文は、かつては電話で相手に伝えることが出来ると言われていた (電子メールのある時代にもうそんなことはされないけれど)。 文章から離れた式はありえない、と考えるのが良い。
桂田 祐史