2 Mathematica

Mathematica については、知っている人も多いと思う。 現象数理学科 Mac にはインストールされているが、ランセンスが切れていたり、 macOS のアップデートが理由で動かなくなっていることがしばしばある。

現在の最新版は 12.1.1 である。 半数の人が使っている? 持っていない人にアクティベーション・キーを配る予定 (時間があれば今日中。本来はもっと早くすべきであった。)。 多分そうしておけば、卒業まではとりあえず動くようになっているはず。

念のため動くかどうか、現在のバージョンは何か、尋ねる。


「はじめての応用解析」 ([1]) の例6.1, 6.2 の関数、つまり

$\displaystyle f(x)=\pi-\vert x\vert$   ( $ x\in[-\pi,\pi]$)$\displaystyle ,
$

$\displaystyle g(x)=
\left\{
\begin{array}{ll}
1 & \text{($0<x<\pi$)} \\
0 & \text{($x=-\pi,0$)} \\
-1 & \text{($-\pi<x<0$)}
\end{array} \right.
$

の Fourier級数展開の部分和のグラフを描いてみよう。

今年度の「信号処理とフーリエ変換」で $ f(x)=x^2$, $ g(x)=2x$ の場合で似たようなことをしている。

サンプル・プログラムを書き換える。 今回は解読するよりも先にやってしまうことを勧める。

$ g$ の場合は場合わけがいる。例えば Which[] が便利である。

桂田 祐史
2020-10-30