志賀浩二「数の大航海 -- 対数の誕生と広がり」日本評論社 (1999)

対数のルーツはいくつか挙げられますが、 スコットランドの Napier (ネイピア) の対数表の作成は金字塔です。 彼は次の2冊の本を遺します。

以前、学生の副ゼミで、Descriptio の方を解読したことがありますが、 志賀先生 (砂田利一先生のお師匠様です) の本は、 constructio の説明をしているようです。

この志賀先生の本を片手に constructio を読んで、 Napier の対数表の再現をしてみたいなと思っています。

対数については、色々な資料を集めたページ 「Napier, Briggs の対数の発見 (発明)」 を作ってあります。

桂田 祐史
2016-08-16