音声の記録・再生と通信の歴史

ゼミをしていて少し気になったので少し調べ物 (2026/10/25)。

音声の記録には、スコットのphonautographという先駆的研究(1857)もあったが、 それは紙に記録するもので、 実際に再生ができたと言うことでは、 やはりエジソンの蓄音機 phonographが最初 (1877) と言える。 ベルによる電話の発明が1876年だから、蓄音機と電話の発明はほぼ同時期と言えるが、 電話の発明が大きかったのだろうか (この辺は調べてみたい)。 ベルという人はとても興味深い (もともとは音声・発声・聴覚の研究者だったそうだ)。 いずれにせよ、電話と蓄音機、 どちらもすごい勢いで改良がされた。エジソンは電話の改良にも関わっている。

音声のデジタル処理は、PCMの発明が 1937年で、 コンピューター出現よりも少し早い。 最初は専用機で録音・再生するものであった。 1982年にCDが発売された。開発は SONYとPhillips. 規格にはSONYの得意なVTRが関係している (44.1kHzと言うサンプリング周波数の選定など)。 コンピューター上での交換フォーマットとしては、 Apple の AIFF (1888年, ゲーム会社の技術がルーツ), Microsoft と IBM のWAVE (1991年). PCMの発明からWAVEフォーマットまで50年以上経っているのは驚き (音楽CDを扱えるだけの性能を持ったコンピューターが現れなかったということだな、 何しろマイクロプロセッサーが現れたのは 1971年だから。 もっとも、パソコンはなくても色々できたというのは、 William Bennett Jr., Scientific and Engineering Problem-solving with the Computer, Prentice Hall (1976) を読むと分かる)。 1990年代に入って MP3 などの音声圧縮技術が出て来た。


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Last modified: Mon Oct 26 16:50:11 2026