4 それで tex ファイルはどう書くか

プログラミングと同じで、勉強と練習が必要です (現象数理学科の学生には敷居が低いはず)。

first.tex
\documentclass[12pt,dvipdfmx]{jarticle}% %以降行末まで注釈
\usepackage{amsmath,amssymb}%   そのうち必要になるので
\usepackage[a4paper]{geometry}% 用紙のサイズ、余白の指定 
\usepackage{graphicx}% 画像の貼り込みのため (そのうち必要になるので)
\usepackage{otf}% ゼミ中の内容に1行追加しました。「髙」のような文字も扱えます。

\begin{document}

\title{レポート}
\author{桂田 祐史}%   自分の名前にしよう
\date{2020年6月19日}% 省略すると組版した日になる
\maketitle

\section{はじめての\TeX}

\[
  \int_{-\infty}^\infty e^{-x^2}dx=\sqrt{\pi}.
\]
\end{document}

まず、これを自分の手で入力して (% から行末までは注釈なので不要)、 [タイプセット] ボタンで表示させるところまでやってみましょう。

ゼミでは、 ホームディレクトリィに first.tex という名前で保存しました。 ターミナルを開いて
cp first.tex Library/TeXShop/Templates
とすると、[テンプレート] メニューに first が登録できます。


ここまで出来たら、桂田 [2] (特に第5章) を読みながら、 色々試してみましょう。

桂田 祐史
2020-06-19