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ゼミ発表について
桂田 祐史
Date:
2019/6/7, 2020年5月15日
(今さらだけど)
テーマの選択が鍵
。次の条件を満たすか考える。
数学または現象数理学に関係がある
自分が興味を持っている
ほどほどの難しさ (難しすぎない、やさしすぎない)
良い資料がある (
重要
)
(日頃から気をつけている人が強い、3年生以降のゼミのために準備しよう。)
本当はお試し期間が必要だけど、今回はとりあえず。
(やってみているうちに興味が出て来るのが本当かもしれない。 難しさもやってみないと分からないし。複数のテーマを試してみるつもりが良い。 卒業研究ならば途中でテーマ変更もありえる。運もある。)
参考にする資料が良いかどうかの見極めが必要。
教科書とは違う。特にネットで入手したものは玉石混交と考えること。 自分で判断できないときは、面倒がらずに相談してください。
探し方 -- なるべく多くの手段を使う。
ネットで検索 (Googleで検索、アマゾンで検索、図書館 Opac で検索)
「明治大学図書館OPAC」
-- これは使い慣れておくこと
人に尋ねてみる
本があるところで色々見る (図書館、大型書店)
限定的だけれど
「明治大学で読める数学関係の電子書籍」
特に資料を読んでいるとき、 参考文献表に載っているものは
とりあえず探す
(図書館にあるか、書店で購入できるか、誰かに借りられるか等)。
日本語だけでなく、英語でも探す
「ウィキペディアと Wikipedia は違う。」
「野球で見つからなくても baseball なら見つかるかも」
発表資料を作る前に、テーマについてよく調べる。 それがメインで、発表の準備自体は全体のわずかな部分のはず。
(発表資料を作りながら調べるのは、ちょっとおかしい)
参考にする資料の参考文献表をすぐにチェックし、 入手手段を検討し、必要ならば早めに入手する。
(ネットで見られるものはその場で保存する。最低限ブックマークする。 本は図書館で借りられるものは借り、 売っているものは「購入してもらえませんか?」尋ねる -- 桂田とか図書館とか)。
レポートの分量は制限がゆるいけれど (私のゼミでは好きなだけ書けば良い)、 発表は時間が限られていることが多い。
だから、
発表には詰めこみ過ぎない
こと。 内容は自分で考えて絞る。
特に今回はレポート提出がゴールなので、
「私は○○について研究・調査して…、
今日はそのうちの□□について説明します
。」
のように話して良い。話せなかったことはレポートに書ける。
発表は PowerPoint のようなプレゼン・ソフトでするのが良いとは限らない。 自分の発表には、何を使うのが良いか考えること。
プレゼン・ソフトならば、
スライド1枚1分以上話す
、が目安。
話す時間から何枚程度用意すべきか大まかに計算できる。
プレゼン・ソフトでも、ホワイトボードでも、 きちんとした文章を書く必要はない (書かない方が読みやすいかも)。
話の構成を考える (レポートの構成と同様)。
タイトル
イントロ (≒テーマの説明)
話のあらすじや、結論(のまとめ)を話しても良い。
(順番に話して最後に結論、というのは実はあまり勧めない。)
メイン
まとめ (「結論」とか「結び」とか) はほぼ必須。
話全体を振り返る。結論、残された課題など。
スライドならば1枚、箇条書きで良い。
参考文献表
大事なことは書こう。
言葉や記号の定義、仮定、法則、結論など
。 サボる人が案外と多い。
スライドの場合、終了後、 「まとめ」または「参考文献表」を映しておくのがオススメ。
(余談) たまに参考文献表を3秒で済ませて (それじゃ読めない!)、 「ご静聴ありがとうございました」だけのスライドを映しておく人がいるけれど、 もったいない。「ご静聴…」はまとめのスライドの最後にでもつければよい。
タイトルと参考文献表は事前に(発表の前日まで)連絡すること。
ネット資料は URL があれば皆が見られるので、そうできるようにしておきたい。
桂田が役に立つとも限らないけれど、気軽に質問・相談しよう。
メールやLINEでするか、アポイント取ってZoomで話しましょう。
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桂田 祐史
2020-05-15